撮影監督の映画批評

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「G.I.ジョー」(スティーヴン・ソマーズ)

 たわいのない映画だったとでも言っておくのが無難な気がするが、パリでの追跡シーンの趣向がちょいと面白かった。
 バロネス(シエナ・ミラー)とストームシャドー(イ・ビョンホン)が乗っている車をG.I.ジョーらが追跡するのだが、高速で走り抜ける車をデューク(チャニング・テイタム)とリップコード(マーロン・ウェイアンズ)は駆け足で追いかける。もちろん加速装置のついたハイパースーツを着用しているからというエクスキューズがあるのだが、車を走って追いかけるというのが実に痛快だ。
 G.I.ジョーらはなんとかして追跡する車の行く手を阻もうとするのだが、決してそのタイヤを狙うことはない。そんなことをしては映画が終わってしまうからである。
 馬を狙えば駅馬車は止まるのになぜ撃たないのかとジョン・フォードに聞くようなものだ。
 とあるビルに入っていくバロネスとストームシャドー、追いかけるデュークとリップコード、すれちがう風船をもつ人にぶつかり風船が手放され空中に。
 屋上へと逃げるバロネス、追いつめるデューク。バロネスはガラス張りの床を撃ち崩し、デュークが近づけないようにする。そのガラスが割れて出てくるのが、先程の風船なのだ。この空間と時間の感覚は特筆に値する。

 
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/08/16(日) 00:55:46|
  2. 映画感想
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「HACHI 約束の犬」(ラッセ・ハルストレム) | ホーム | 「無謀な瞬間」(マックス・オフュルス)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pointbreak.blog66.fc2.com/tb.php/251-6f903035
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

著書

プロフィール

中澤正行

Author:中澤正行
撮影監督

主な作品
2006「天使の卵」
同年 第50回三浦賞受賞
2008「あの空をおぼえてる」

Follow Me on Pinterest

メールフォーム

お問合せはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。