撮影監督の映画批評

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パッセンジャーズ(ロドリゴ・ガルシア)

 ストーリーについてはとやかく言うまい。
 巧いと思った演出について。
 クレア(アン・ハサウェイ)は病院へと駆けつけ、エリック(パトリック・ウィルソン)のもとに。クレアとともに誘導された観客は、はじまってまもなくの展開がゆえにクレアと同様いまだその世界=ストーリーに親しめない。が、そこでのエリックはなぜか裸で躁状態。
 無防備な裸と、なぜというフックで、クレアと観客はこのストーリーに入り込む。
 クレアが暇を乞い、立ち去ろうとして開けたカーテンの先は壁。
 「逃げられない」という読みと、結末から遡及すれば「思い込み」という読みができる。

 クレアとエリックが海に浮かびながらキスをする。そのまま潜り込む二人。ベッドの上の二人につなげられる。そしてキャメラはベッド側面をワイプしながらアップして事後の二人を浮かび上げる。二人のラブシーンはあたかも水の中での出来事のようにとらえられる。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2009/04/03(金) 12:16:40|
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著書

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Author:中澤正行
撮影監督

主な作品
2006「天使の卵」
同年 第50回三浦賞受賞
2008「あの空をおぼえてる」

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