Photomatixというソフトを使用してHDR写真を合成する過程を紹介します。
まず可能なかぎりラチチュードの広い被写体を選びましょう。(デジカメでは絶対おさまらない、銀塩でさえもおさまらないラチチュードこそが、HDRの本領が発揮できます。Tone Mappingの本領といったほうがいいかもしれません。それは後述します)
a)

b)

c)

以上a)からc)のように同ポジにして露出違いで3枚撮影します。
a)は橋脚合わせの露出になっています。ちょうどヒストグラムで真ん中よりやや左あたりの山がそれにあたります。
b)は湖や山、手前の岸など合わせですかね、一枚で撮影するなら、この前後が適正露出になるであろう平均的なもの。ヒストグラムではちょうど真ん中の山。
c)は空合わせの露出。ヒストグラムでは真ん中よりやや右にある山がそれにあたる。
Photomatixと言うソフトはこの3枚のいいところどりをしてくれる。これをGenerate HDRして32ビット化します。しかし我々のモニター環境ではその画像を正確に見ることができないので8ビットに戻さなければいけません。その8ビット化をしてくれるのが、Tone Mappingになります。
銀塩でいうところのゾーンシステムの考え方に近いのではないでしょうか。
32ビットのHDRがゾーンシステムでいうところのネガにあたり、8ビットの画像というのがポジにあたるといったところでしょうか。
ゾーンシステムで増減感してポジのラチチュードを目一杯使うと言う考え方が、Tone Mappingにあたるでしょう。(ちょっと乱暴すぎますかね)
で、このTone Mappingがおもしろい。つまりただおとなしくおさめるという以上のことができるのです。それがある意味、HDR写真の画一化されたルックの退屈さに繋がるという逆転がおこるのですが、それはここでは掘り下げません。
d)

e)

d)もe)もTone Mappingされたものです。Tone Mappingにはパラメーターがいくつかあるのですが、この二つはわかりやすくするためにStrengthというパラメーター以外全て同じにしてあります。
d)がStrength100%
e)がStrength0%
e)のヒストグラムを見ると山が大きく三つあります。このそれぞれが合成する前のa)b)c)でいうところの山に相当するのです。
8ビットのラチチュードにうまくあわせていますが、ねむい画だと悪く言うこともできます。
一方d)の方はというと一つの山になってしまっています。これはどういうことかというと、おそらくハイからローの三つの山が、それぞれ中間濃度域=もっとも色の主張できるところでがんばっているということでしょう。
ですからその三つの濃度域が重なるので、それが接するところでは、どちらかが何らかの法則性をもって濃度を変えています。まるでアンシャープマスクをかけているような感じでしょうか?
その境界の極端さがある意味HDR写真の特徴となっているようで、見かけるHDR写真はStrengthのパーセンテージは高いものばかりにちがいないであろうものばかりです。(もちろん私もそれがかっこいいと思っていますが)
PhotoshopCS2を持っていないので詳しくはわかりませんが、Photomatixの公式ページで謳っているのは、CS2でのHDR合成との違いで、やはりそのコントラストをウリにしているようです。なのでCS2にはTone Mappingをプラグインにどうぞと宣伝してました。
まず可能なかぎりラチチュードの広い被写体を選びましょう。(デジカメでは絶対おさまらない、銀塩でさえもおさまらないラチチュードこそが、HDRの本領が発揮できます。Tone Mappingの本領といったほうがいいかもしれません。それは後述します)
a)

b)

c)

以上a)からc)のように同ポジにして露出違いで3枚撮影します。
a)は橋脚合わせの露出になっています。ちょうどヒストグラムで真ん中よりやや左あたりの山がそれにあたります。
b)は湖や山、手前の岸など合わせですかね、一枚で撮影するなら、この前後が適正露出になるであろう平均的なもの。ヒストグラムではちょうど真ん中の山。
c)は空合わせの露出。ヒストグラムでは真ん中よりやや右にある山がそれにあたる。
Photomatixと言うソフトはこの3枚のいいところどりをしてくれる。これをGenerate HDRして32ビット化します。しかし我々のモニター環境ではその画像を正確に見ることができないので8ビットに戻さなければいけません。その8ビット化をしてくれるのが、Tone Mappingになります。
銀塩でいうところのゾーンシステムの考え方に近いのではないでしょうか。
32ビットのHDRがゾーンシステムでいうところのネガにあたり、8ビットの画像というのがポジにあたるといったところでしょうか。
ゾーンシステムで増減感してポジのラチチュードを目一杯使うと言う考え方が、Tone Mappingにあたるでしょう。(ちょっと乱暴すぎますかね)
で、このTone Mappingがおもしろい。つまりただおとなしくおさめるという以上のことができるのです。それがある意味、HDR写真の画一化されたルックの退屈さに繋がるという逆転がおこるのですが、それはここでは掘り下げません。
d)

e)

d)もe)もTone Mappingされたものです。Tone Mappingにはパラメーターがいくつかあるのですが、この二つはわかりやすくするためにStrengthというパラメーター以外全て同じにしてあります。
d)がStrength100%
e)がStrength0%
e)のヒストグラムを見ると山が大きく三つあります。このそれぞれが合成する前のa)b)c)でいうところの山に相当するのです。
8ビットのラチチュードにうまくあわせていますが、ねむい画だと悪く言うこともできます。
一方d)の方はというと一つの山になってしまっています。これはどういうことかというと、おそらくハイからローの三つの山が、それぞれ中間濃度域=もっとも色の主張できるところでがんばっているということでしょう。
ですからその三つの濃度域が重なるので、それが接するところでは、どちらかが何らかの法則性をもって濃度を変えています。まるでアンシャープマスクをかけているような感じでしょうか?
その境界の極端さがある意味HDR写真の特徴となっているようで、見かけるHDR写真はStrengthのパーセンテージは高いものばかりにちがいないであろうものばかりです。(もちろん私もそれがかっこいいと思っていますが)
PhotoshopCS2を持っていないので詳しくはわかりませんが、Photomatixの公式ページで謳っているのは、CS2でのHDR合成との違いで、やはりそのコントラストをウリにしているようです。なのでCS2にはTone Mappingをプラグインにどうぞと宣伝してました。
--これをムービーにいかしたい件--
はじめまして。
YOICHIともうします。
この技術をミュージックビデオ
映像に使いたいのですが、
どのようなことが考えられますでしょうか?
例えばバンドを海岸で撮影する場合はスチールで
海面で露出を合わせたもの。空に露出を合わせた
ものと用意して合成。バンドだけグリーンバック
とかだと合成技術が要求されますよね。。。
なんとかもう少しお手軽にHDRに
できませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
はじめまして。
YOICHIともうします。
この技術をミュージックビデオ
映像に使いたいのですが、
どのようなことが考えられますでしょうか?
例えばバンドを海岸で撮影する場合はスチールで
海面で露出を合わせたもの。空に露出を合わせた
ものと用意して合成。バンドだけグリーンバック
とかだと合成技術が要求されますよね。。。
なんとかもう少しお手軽にHDRに
できませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
by: YOICHI * 2006/10/22 20:34 * URL [ 編集] | page top↑
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>はじめまして、YOICHIさん。
ご質問の件ですが、結論から申し上げて動画では、難しいです。もし同じことをするのならば、同じレンズを通した同じ画を別のCCDにて、別露出で撮影しなければなりません。カラー撮影初期の3色分解的な考え方(同じフレームの画を3本のフィルムに露光する)ですね。ですから特別なカメラを必要とする為、実現は難しいと思います。また万が一そのような露出違いの同じ画を手にできても、Photomatixにて一コマづつレンダリングしなければならないことを考えると気が遠くなります。
もしかすると、いい方法があるのかもしれませんが・・・。
お役にたてなくて、ごめんなさい。
>はじめまして、YOICHIさん。
ご質問の件ですが、結論から申し上げて動画では、難しいです。もし同じことをするのならば、同じレンズを通した同じ画を別のCCDにて、別露出で撮影しなければなりません。カラー撮影初期の3色分解的な考え方(同じフレームの画を3本のフィルムに露光する)ですね。ですから特別なカメラを必要とする為、実現は難しいと思います。また万が一そのような露出違いの同じ画を手にできても、Photomatixにて一コマづつレンダリングしなければならないことを考えると気が遠くなります。
もしかすると、いい方法があるのかもしれませんが・・・。
お役にたてなくて、ごめんなさい。
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ありがとうございます。
例えば同ポジでカラ画とメンバー入りの画
を露出違いで撮って、重ねるのはどうでしょうか?
空とメンバーをかぶらないように撮影し、
空の部分だけ抜いて別露出の空をあてこむ
感じです。空とメンバーがかぶったらいっかんの
おわりですが。。。できるだけグリーンを
使わずにロケ感、現場感、立体感を
撮影時に撮れればうれしいのですが。
むずかしいですよね。
ありがとうございます。
例えば同ポジでカラ画とメンバー入りの画
を露出違いで撮って、重ねるのはどうでしょうか?
空とメンバーをかぶらないように撮影し、
空の部分だけ抜いて別露出の空をあてこむ
感じです。空とメンバーがかぶったらいっかんの
おわりですが。。。できるだけグリーンを
使わずにロケ感、現場感、立体感を
撮影時に撮れればうれしいのですが。
むずかしいですよね。
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>YOICHIさん、動画が難しいというのは、文字通り動いているから難しいのです。つまり同ポジで別露出で撮影しても雲は動いてますし、波も動いています。もちろん適正露出のものとの差し替えはできますが、HDRのように別露出のものどうしをミックスすることはできません。というかもしトライすれば、動いているものが、多重露光状態で仕上がります。
ですから、全く動かない背景であれば可能なんです。でもそれは静止画と同じですよね。
>YOICHIさん、動画が難しいというのは、文字通り動いているから難しいのです。つまり同ポジで別露出で撮影しても雲は動いてますし、波も動いています。もちろん適正露出のものとの差し替えはできますが、HDRのように別露出のものどうしをミックスすることはできません。というかもしトライすれば、動いているものが、多重露光状態で仕上がります。
ですから、全く動かない背景であれば可能なんです。でもそれは静止画と同じですよね。
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